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PCケースの選び方を詳しく調べてみた。内部の拡張性や冷却性能、静音性など、様々な要素を考慮する必要

PCケースは、自作PCの重要なパーツの一つです。見た目だけでなく、内部の拡張性や冷却性能、静音性など、様々な要素を考慮する必要があります。ここでは、PCケースを選ぶ際のポイントを詳しく解説します。

1. マザーボードの規格

PCケースを選ぶ際には、まず使用するマザーボードの規格を確認する必要があります。マザーボードには、ATXmicroATXMini-ITXなどの種類があり、それぞれに対応したサイズのPCケースが販売されています。

  • ATX: 最も一般的な規格で、拡張性の高いマザーボードです。大型のPCケースが必要になります。
  • microATX: ATXよりも小型の規格です。拡張性は低くなりますが、省スペースでPCを組みたい場合におすすめです。
  • Mini-ITX: さらに小型の規格です。非常に省スペースですが、拡張性はほとんどありません。

2. サイズ

マザーボードの規格以外にも、PCケースのサイズは様々なものがあります。タワー型、キューブ型、スリム型など、形状も様々です。

  • タワー型: 最も一般的な形状で、拡張性の高いPCケースです。
  • キューブ型: 省スペースな形状ですが、拡張性は低くなります。
  • スリム型: 非常に薄型で、省スペースに設置したい場合におすすめです。

自分の用途や設置場所に合ったサイズのPCケースを選びましょう。

3. 拡張性

将来的なパーツの増設を考えたい場合は、拡張性の高いPCケースを選ぶ必要があります。拡張スロットの数や、ストレージベイの数などを確認しましょう。

  • 拡張スロット: PCIeスロットなどの拡張スロットの数が多いほど、将来的に様々なパーツを増設することができます。
  • ストレージベイ: HDDやSSDなどのストレージを収納できるベイの数が多いほど、多くのストレージを搭載することができます。

4. 冷却性能

PC内部の熱を効率的に排出するために、冷却性能の高いPCケースを選ぶことが重要です。

  • ファン: ケースファンやCPUクーラーなどのファンを多く搭載できるケースを選ぶと、冷却性能が向上します。
  • 水冷: 水冷システムを搭載したい場合は、ラジエーターを装着できるスペースがあるかどうかを確認する必要があります。

5. 静音性

静音性の高いPCケースを選ぶことで、PC動作音を抑えることができます。

  • 防音材: 防音材が貼られているケースは、静音性に優れています。
  • ファン: 静音性の高いファンを搭載しているケースを選ぶと、ファンの音を抑えることができます。

6. デザイン

PCケースは、自分の好みや部屋の雰囲気に合ったデザインを選ぶことも重要です。

  • カラー: ブラック、ホワイト、シルバーなど、様々なカラーバリエーションがあります。
  • イルミネーション: イルミネーション機能搭載のケースは、華やかな見た目になります。

7. 価格

PCケースは、数千円から数万円まで幅広い価格帯で販売されています。予算に合ったPCケースを選びましょう。

8. おすすめのPCケース

ここでは、いくつかのおすすめPCケースを紹介します。

  • Fractal Design Define 7: 静音性と冷却性能を両立した人気のPCケースです。
  • NZXT H510: シンプルなデザインで使いやすいPCケースです。
  • Corsair 4000D Airflow: 通気性に優れたPCケースです。

9. まとめ

PCケースを選ぶ際には、マザーボードの規格、サイズ、拡張性、冷却性能、静音性、デザイン、価格などを考慮する必要があります。自分の用途や予算に合ったPCケースを選びましょう。