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ゲーミングPCの消費電力や電気代を調べてみた。消費電力を抑える方法

ゲーミングPCは、高性能なグラフィックボードやCPUを搭載しているため、一般的なパソコンと比べて消費電力が高いのが特徴です。ここでは、ゲーミングPCの消費電力と電気代について詳しく解説します。

1. 消費電力

ゲーミングPCの消費電力は、搭載されているパーツによって大きく異なります。主なパーツと消費電力の目安は以下の通りです。

  • CPU: 65W~250W
  • GPU: 150W~400W
  • マザーボード: 50W~100W
  • メモリ: 10W~30W
  • ストレージ: 5W~20W
  • ファン: 5W~10W

これらのパーツに加えて、ケースや電源ユニットなどの消費電力も考慮する必要があります。

一般的に、ゲーミングPCの消費電力は、以下の3つのレベルに分類できます。

  • ローエンド: 300W~400W
  • ミドルエンド: 400W~600W
  • ハイエンド: 600W~800W

ただし、これはあくまで目安であり、実際の消費電力は使用状況によって大きく変わります。

2. 電気代

電気代は、消費電力と電気料金によって計算できます。

電気代 = 消費電力 (kW) × 使用時間 (時間) × 電気料金 (円/kWh)

例えば、消費電力400WのゲーミングPCを1日5時間使用した場合、電気料金27円/kWhで計算すると、以下のようになります。

電気代 = 0.4 kW × 5時間 × 27円/kWh = 54円

このように、ゲーミングPCは一般的なパソコンと比べて電気代が高くなります。

3. 消費電力を抑える方法

ゲーミングPCの消費電力を抑えるには、以下の方法があります。

  • 省電力なパーツを選ぶ: CPUやGPUなどのパーツには、省電力モデルが用意されています。
  • 電源ユニットの容量を適切にする: 電源ユニットの容量は、必要な容量よりも大きすぎると、効率が低下して消費電力が増加します。
  • 使用していないときは電源を切る: 使用していないときは、電源を切ることで消費電力を抑えることができます。
  • 省電力設定を利用する: Windows 10などのOSには、省電力設定が用意されています。

4. 電気代を節約する方法

電気代を節約するには、以下の方法があります。

  • 電力会社を比較する: 電力会社によって電気料金は異なります。
  • 深夜電力を使う: 深夜電力プランを利用すると、深夜の時間帯は電気料金が安くなります。
  • 節電意識を高める: こまめに電源を切ったり、部屋の温度を調節したりすることで、電気代を節約することができます。

5. まとめ

ゲーミングPCは、一般的なパソコンと比べて消費電力が高いですが、消費電力を抑える方法や電気代を節約する方法があります。これらの方法を活用することで、ゲーミングPCを楽しみながら電気代を抑えることができます。